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メンヘラ事件について 〜526メンヘラ事件発生までの経緯〜

ご覧くださいましてありがとうございます。

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今回はメンヘラ事件についてご紹介します。

Twitterと違い、全世界に公開されてる関係上表現や名詞をボカします。ご了承を。

 

さて、表題の件について、直近でFFの人は私が定期的に使用している「メンヘラくん」という言葉の意味がよくわからないだろうと思います。

単純に言ってしまえば大学入学直後に、私に対して過剰な粘着行為を行った人物のことであります。

 

そんな彼とどういったきっかけで出会ってしまい、どのような経緯を辿ってしまったのか時系列でご紹介します。

また、可能な限り当時の感情や思ったことなども書きます。

 

※ほぼ記憶なのでたまーに時系列がズレてることがありますが、基本的には実際に起こった出来事です。※

 

1.メンヘラくんとの出会い

 

某年、私は大学に入学しました。

私は所属する学科・学校共に高校時代に親しかった主な友人がおらず、入学当初からぼっち必須といった状況でした。

幸いにも、Twitterアカウントを作成し、そこで何名か同じ学科の人と繋がりを持てたので、そこから何とか軽く話せる人が出来ないものかと模索していました。

 

…これが全ての元凶でした。

 

4/5にある人からTwitterに「LINEを交換しませんか」といった趣旨のDMが来ました。それが後のメンヘラくんです。

「これは好都合だ、今後はこの人を中心に交流の輪を広げていこう」と、当時はそう思っていました。

 

そして、翌日に学内で会い、共に講義の受講や帰宅を複数回行いました。その3日後に私は彼に違和感を抱きました。

 

違和感といっても非常に感覚的なものです。

会話のイントネーション、話し方、会話の受け止め方など…とにかく違和感を感じました。何かこの人違うな、と

また、講義に遅れるとの連絡があり、原因を聞いたら「下痢」と答えられ「体調不良」と言えないものかと思いました。

また、それを決定的なものにしたのは講義室の出来事でした。

 

私が在籍していた大学はお世辞にも偏差値が高いとは言えず、大きな講義室だと後ろの席がうるさいというFラン大学あるあるの状況でした。

また、私は目が悪いので黒板に書かれた字などは相当近づかないと見えず、この時は掲示される情報も多かったことから必然的に前の方に座らざるを得ませんでした。

その旨を、講義を受ける前に彼に伝えました。

 

そして、いざ講義を受ける前に彼からLINEが来ました。

「席を取っておいたよ」と。

その講義は確か彼と一緒に受講する初めての講義でした。

かつ、昼休憩後の講義であり、私は後日行われる新入生オリエンテーションでの食事の打ち合わせ(アレルギーについて)を行なっており、彼とは別行動でした。

 

なので私が彼より遅れて講義室に入室するかたちとなり、行った先で彼はかなり後ろの方にいました。

 

「目悪いって言わなかったけ?」

的なことを真っ先に言った覚えがあります。

そこで彼は

「あーごめんw忘れてたw」的な反応をしました。

しかし、その時はまあこればかりはしょうがないと思いました。

 

今後は、後ろに座りたい彼の気持ちにも配慮しつつ、なるだけ中間列くらいには座りたい旨を伝えました。が、次の講義ではさっぱり忘れていたようです。それ以降も何度か同様の事例がありました。

 

2.新入生オリエンテーション

 

私の大学は「新入生オリエンテーション」なるものがあります。

学部・学科ごとにまとめて、大学の研修センターにて1泊2日の合宿的なものを行います。

 

この研修で私はA班に、彼はB班にと別々となり、行動する時間も異なるため顔を合わすことは多くありませんでした。

そのことから、事あるたびに

「どこにいる?」「合流しよう!」「会わない?」「一緒にいよ!」「今は部屋?」(いずれも原文ママ)

とLINEにメッセージが送られてきました。

 

部屋には同じ班でも全く知らない複数人、鼻がムズムズして身体がかゆくなる布団、部屋で突然始まる人狼…とにかく場に馴染めないだけではなく、体調も悪かったので一人にして欲しいと思ってました。

 

ですが、直接伝えると流石に申し訳ないので

「早く寝たい」という旨を伝えました。

それに対して

「10じ半まで!お願い!」「今度なんか奢るから!」(いずれも原文ママ)

と返信してきました。

 

正直、そこまで喰らいついてくる意味がわかりませんでした。

部屋にいる人間はともかく、会おうと言ってくる人物も会って2週間ほどの関係です。私のことを何もわかってはいません。とにかく一人にさせてよ、という思いだけがありました。

 

ただまあ、そこで私は彼の願望に折れてしまいました。21:40から22:00までという約束で。

山の中にある研修センターなので、とても寒かったです。

その夜は部屋のハウスダストが酷かったせいもあり、唯一改修されているトイレの個室で一晩を明かしました。

 

翌日、そんな環境で寝られる訳もなく、ハウスダストにやられた私は文字通りの満身創痍でした。自由行動時間の際にも色々誘われましたが、ほぼ寝た記憶しかないです。

 

帰路も班ごとで大学の到着時間が異なり、私の班はB班より早く着いたので速攻で帰宅しました。

彼から一緒に帰ろう、というLINEが来ましたが、その時にはもう私は電車に乗っており、ようやく一人になれたという安堵感がすごかった記憶があります。

 

3.メンヘラくんの奇行

 

無事、新入生オリエンテーションを終え普段の生活に戻りました。色々疲れることはありましたが、その時は唯一の楽しみがありました。

 

週1に行われる部活です。私は入学直後に趣味系の部活に入りました。そこでは同学年の趣味を同じにする人がいる、という安堵感があった他、そこで仲良くなった同期や先輩とはその後、一緒に旅行へ行ったり、飲みに行ったり、大学時代の思い出を共有する大切な仲間を見つけられた場であるとも思います。

 

そんな部活は水曜日の6限終了後から始まるので、講義が終了した段階で部活があるからとメンヘラくんに伝え、部室に向かっていました。

 

帰宅経路と部室への経路とでは、歩く方向が違うので、その分岐点で彼と別れました。しかし、その2〜3分後にふと後ろを見ると彼がついてきていました。

帰宅経路とは異なる方向・図書館などに寄るにしても遠回りになる道である他、彼は部活に入っていないという事といった条件から考えて、彼が部室への経路を通る合理的な理由はありません。

少し怖かったです。

 

また、彼はやたらと講義終了後に飯を食いに行こうと言いました。

この頃から少しずつ、確実に彼への警戒心が芽生えてきました。

 

先日のように「ちょっと会ってあげただけ」「ちょっと勉強を教えたり、ノートを見せてあげただけ」なのに、奢る奢ると言われても、こちらとしては困ってしまいました。

 

4.約束していないのに

 

ある日、学校終わりに名古屋にある大須商店街で買い物をして帰ろうと思いました。

買うものが買うもの(同人誌)なだけに、こればかりは流石に一人で行きたいと、彼に「大須に寄って帰るから今日は○○(途中の駅)までね」とあらかじめ伝えました。

 

帰りの電車の中、降りる予定のひとつ前の駅で急に彼が

「僕も行くよ!」と言いました。

 

流石に自分の買い物の目的が目的なだけに「高校の友人が来てるから」と咄嗟に言い、諦めてもらう事にしました。

 

しかし、これが後述する大事件にて「ドタキャン」扱いされてしまいました。

一緒に行こうとも一言も言っていないのに、いつ約束したのでしょうか?

 

また、その翌日には

彼「昨日大須で火事あったでしょ!?大丈夫だった」

私「なんもなかったよー」

彼「そっかー、よかったねー なんかお土産買ってきてくれたー?( ̄∇ ̄)」

私「いや、買ってない(´・_・`)」

彼「そっかー、なんかいい物買えた?てか本当に火事なかった?」

私「買えなかったね…火事には気がつかなかっただけかも」

 

火事を題材にお土産せびるのやめましょうか。

というか、何で学校からの帰り道でお土産を買って行かなければならないのでしょうか。大須で火事が起きたって夜の話だし。

 

※後日、彼からユニバのお土産でミニオンのクリアファイルを貰いましたが、気持ちが悪い上に趣味ではないので開封せずに姉にあげました。

 

5.「メンヘラくん」誕生

 

5月の半ばになると彼への警戒心はより高まってきました。

 

そんなある日、異なる学部にいる高校時代の友人と昼飯を共にしている際、彼が合流してきました。

その場では、気まずい雰囲気と言いますか、あまり会話も弾む事なく終了しました。

 

その後日に、メンヘラくんから「一回ご飯を食べた子のLINE教えてー」とLINEがきました。

あまり教えたくなかったのと、個人情報の一種であるため(この時に英語の課題についても聞かれています。

 

私「うーん…一応理由聞いておく、個人情報だで許可とらないといけないから」

彼「その子とも話せるようになりたいかなって。今は君しか居ないしねw」

 「あと、英語の課題ってなんだっけ?」

私「うーん…」

 「説明通りじゃん」

彼「なんの説明?それが分からないから聞いてるじゃん」

 「もうラインも教えてくれなくていいよごめん。」

 

…もうなんなんですかあなた

聞けば私が右往左往して何でもしてくれるとでも?その埋め合わせはお得意のご飯おごりで相手は満足してくれるとでも?

と思いました。

 

それでもその後は

私「○○(英語の課題名)だよ」

 「せっかく聞いたのに…(´・_・`)」

彼「え、教えてくれるの?なんか嫌そうだったから」

彼「○○のunitが何か教えてー」

私「まだ返信こないからさ」

 「それは俺もわかんない」(すでにやってある)

彼「だよね、やらなくていいか」(見事に引っかかる)

 

と一応聞いてるフリをしたら逆ギレ態度一変、厚かましいのもここまでくると一周回って潔いものです。

 

この後日、当該友人と実際に会い、状況を伝えたうえで相談しました。

ここでその友人は「メンヘラじゃんw」と言いました。そこから「メンヘラくん」という名前の由来となりました。(LINEはそれでも一応同意の上で教えた)

 

(ちなみに英語の課題は講義時に出してない人へ指導が入りました、ここで私の悪意に気付けよ)

 

6.終わりの始まり

 

高校の友人と相談し、第三者的視点から見ても彼が「ヤバイやつ」という認識もあったので、好きか嫌いかというラインを超え、いよいよ自分を守らなければならないという非常事態になりました。

つまり、メンヘラくんはもう私にとっては害をもたらす存在。私の周りから立ち退いてもらわなければならない段階まで来ました。

 

ですが、手荒な真似はしたくない。できれば彼の方から離れていってほしいと思い、ある行動を取りました。

それは「気がついているけど、気がついてないフリをする」ということ。

つまり、近くにいたり、視線があったり、廊下ですれ違っても無視することです。

 

例えばこういった行動を取りました。

  • 講義室に入り、彼が座っている場所を見てから正反対側の席に座る
  • 講義室に入って目があっても、隣に座らない
  • 講義終了後はノートをまとめているフリをし、先に行かせる
  • 廊下ですれ違ってもスマホを見ながら歩く
  • 講義室移動の際、彼とは違う道で歩く

…と、色んな行動を取りました。

これは効果覿面で、隣に座り直してくることもありましたが、何度かやっているうちにそうした行為も無くなりました。

また、講義終了時に先に帰らせようとすると

「行こ!」と言うので

「まだノート取ったんじゃん、片付けてないじゃん、見て分からないの?」と返したりと、自分の身を守る行動を考えうる限り取りました。

 

それでも彼からのLINEはまだきます。課題を教えてほしいと。

そんな事も聞けなくなる日、もう明日だというのに。

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↑5月25日、事件前日に綴ったメモ

 

7.終焉と新たな戦い

 

5月26日。大学生活も落ち着きを見せ、少し暑さを感じるようになってきた頃。

夕方には女の子と遊ぶ予定があり、少しウキウキしてたのを覚えています。

 

そんな時に事件は発生。

 

その日の1限の講義にはメンヘラくんはいませんでした。

 

実際にご覧ください。


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とても怖かったです。

  • 講義に出られなくなる原因も言わず、ノートを見せることだけ伝えてくる
  • 可能な限りの自己完結を求めるものの、そんなものは無理だと主張してくる
  • 「だから頼んでいるんだよ」と頼めば何でもやってくれる便利屋さんのような扱い
  • 「そっちの都合でなくなったんだし」→これって関係ある?
  • 大須に行くってのドタキャンもそっち側の都合だったよね?」→そもそも約束をしていない
  • 「そっちがいつも避けてるって分かる?(中略)話しかけづらいし。」→話しかけて欲しくないからわざとそうしている
  • 「お互いに悪いところ直せば、仲良くなれるよね!」→強要しないでください。
  • 「休む理由がそこまで大事だとはおもわなかったからだよ。普通の人はそうだと思うけどね。」→じゃあ私はその「普通の人」から離れた異常者なの?

 

と、文面からあたかも私が全部悪いと言いたいようで。

一度縁が出来たら何が何でも仲良くしないといけないの?と思いました。

これだけウマが合わない、相手が拒否反応を起こしたり、怒っていると思ってるのに何故やめない?…そもそも怒ってる理由なんて考えたこともないんでしょうね。私が悪いらしいのだから。

 

そんな一悶着があったのち

彼は講義にきました。

しかも状況は最悪。

語学系の少人数講義のため、座席数が少なく席の余分はなし。暗黙の指定席状態。私は窓側、メンヘラは通路側。

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↑このような形で壁をつくりました。

今思えば、彼は刃物などの武器を持って来られる状況だった訳ですから、この日に限っては休むべきであったと思います。

 

と、まあそんな状況でしたが無事に講義が終わり、私は走ってその場から立ち去り、無事に女の子と遊ぶことができました。

 

しかし、この状況は夏まで続き、彼が退学するその日まで決して安全ではありませんでした。

 

それはまた詳しく後日談にてまとめるとして、この事件からこの事を学びました。

 

「友達」「仲良くなる」というモノに対する考え方です。

またこれも後日談にて詳しく綴りますが、やはり友達というものは自然体が一番です。

なんとなく知り合い、なんとなく気が合い、なんとなく仲良くなり、なんとなく長く続く。

これに尽きます。無理して作った急ごしらえの関係、合わないと分かりつつも維持した関係といったものは直ぐに壊れてしまいます。

 

いわゆる「馴れ合い」ってやつですね。

互いが互いに相手に対して真剣じゃない状態。そのグループ内で問題が発生しても、なあなあで済まされ永遠に解決しない状態。

そんなものに時間や金を費やすくらいなら、私はわたしの事を本気で考えてくれる人しかいりません。

 

この事件以降、私はとにかく人間関係の断捨離を行い、さらに大学卒業前にも再度行いました。

欲しい人は全員欲しいから。そのためには生産性のないものにコストをかけたくないから。そこで浮いたコストは大切な人たちに還元したいから。

…あえて言葉にするとこんな意味で。

 

つまり、無駄な食事や飲み会の機会を根本から断ち切り、そこで浮いたお金は必要なものに回すといったような考えです。

 

それで今日の安全、今日までの安全が守られているから、結局わたしにはこの考え方が一番なんでしょうね。

 

といったようにメンヘラ事件からは多くの教訓を学び、人付き合いに対する考え方が大きく変わりました。

 

後日談ではメンヘラくんが退学するまでの経緯と、色々思った事を記します。

 

それでは今回はここまで。

ご覧くださいましてありがとうございました。